「筋トレ×農業」驚異の筋トレ的農作業!

こんにちは!企画者の山田です。
本日は企画のメインである筋トレ的な農作業について話してみます。
 
当日行う予定の農作業は
田んぼの横の水路づくり。
余裕があれば、天地返しを行う予定です。
 
天地返しとは
田畑を深く掘って下の土を表の土を入れ替える作業です。
土壌改良の方法で、土地の微量の栄養素を表に出し、病害虫を日光で減少させるなどの目的でやっています。
 
どちらとも、穴を掘るという意味では殆ど一緒です笑

ということで、私が事前に一度やってみました^^
 

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写真だけ見ると地味ですがw
かなり全身の筋肉を使う必要があります。
主に上腕二頭筋僧帽筋、大胸筋に負担がかかります。
 
ただ、上半身の力だけで穴を掘ろうとすると
すぐにつかれてしまい、腰を痛めてしまう恐れがあります。
 
そこで必要になるのが
最初の投稿でもお伝えした「機能性」という点。 
穴を掘る際にかかる負荷を身体全体を分ける意識が必要です。
 
例えば背中の肩甲骨。
 
ここに負荷を振り分けるように意識を向け
脇を少し空けるようにします。
そうすると、肩甲骨にも負荷がかかるようになり
それ以外の筋肉の負荷が分散します。
 
また腰を傷めないためには
骨盤を立てることを意識していきます。
極端ですが、ゴリラの背中のようなイメージでもありですw
そうすることで腰への負担が上下に分散されます。 
 
足もうまく使います。
農作業自体、地面に向かっておこなう作業のため
腰を曲げてしまいがちで
多くの農家さんが腰を傷めたり曲がったりしています。
それを極力さけるために
中腰の体制になって重心を低めにして
足の位置を広くして安定した状態にします。
極力真下の土を掘ることで横への負荷を減らします。
 
さらに場所が不安定の所で掘るので
上記のような身体操作を使うと同時に
身体の全体のバランスを感じて
姿勢の微調整を行っていきます。
ここで体幹の力、インナーマッスルが必要になります。 
 
 
いかがでしょうか?^^;
地味で淡々とした農作業の中にも
想像していなかった身体動作があり
それらを調和、統合する必要があるんです。 
僕はこれを「筋トレ的農作業」と称していますww
 
もちろんこの身体の動かし方は普段の生活でも
モノを持つ時などでも活用できます。
さらに身体の「機能性」が身に付けば
あらゆる身体動作に応用できるようになります。

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言葉だけでは、なかなかピンとこないと思いますので
実際に一緒に穴を掘ってみませんか?^^
もちろん、無理しない形でそれぞれのペースで。
 
 
あっ!さらに付け加えてですが
精神的な面でもメリットもあります笑
 
まず単純に楽しいww
 
この間、実際フィオのスタッフメンバーと
一緒に畑の水路を作っていたんですが
なぜか楽しいよねって話になりましたw 
 
やってみないと、この会話はまったく意味不明だと思いますw
ただ例えるならば
子どものころ公園の砂場で山を作って
両はじから穴を掘って手がつながるまでやったような感覚です!
土に向かってもくもくとやっていると
日々の煩わしいことを考えず、その瞬間に集中できるのもあります。
土や自然に触れると不思議と力や癒しを得ているようです。
  
ましてや農地の改善になるので達成感もあって嬉しさもひとしお。
 
 
さあ!皆さんに騙されたと思ってやってみませんか。ww
一緒にや掘ってみて体験して分かることがありますから!(切実)