農家さんと野菜紹介⑦ あした農場さん～畑はテーマパークになる～

先日から畑会の感謝企画「多摩地区農家さん野菜セット販売」を行ってます！
http://bit.ly/2rXoRMP
　
今日も畑会でお世話になった農家さんのお話をします。
本日は、町田市にあります「あした農場」の渡辺恒雄さんです。

町田市の小野路というところで畑があります。

少量多品種の野菜の生産や、体験農園を一部行っております。
渡辺さんはとても穏やかで優しい笑顔が印象的です＾＾
　
あした農場で最も目を引くもとのしては
渡辺さんが飼われている
「羊」２頭と「ミニチュアホース」が１頭がいます。

とっても可愛いです＾＾
この子達を通じて、また新しい農業の形を知ることとなります。
　
畑会として今年の５月に、渡辺さんのイベントをお手伝いさせていただきました。
行ったイベントは、先ほど話をした羊さんの毛刈り体験イベント。
羊の毛刈り体験自体、私にとって初めてのことで、面白そうと思う反面、どれだけの人が来るのか、全く予想がつきませんでした。
イベント自体も、いろんな方が関わることもあり、値段も少し高い設定。
大人も子供も3,600円で、家族３人で来たら1万円超える単価。
正直な話、集客できるか自信がありませんでした。
　
しかし、そんな不安をよそに、あれよあれよと応募が殺到しました。
定員の３０名が数日で埋まってしまい、それからも問い合わせやキャンセル待ちの申込が続き、気が付けば６０名の人たちが参加表明していただきました。
畑会でもかなり農業体験イベントやってきましたが、これほど申込みがあったことはありません。
農業体験イベントの可能性を改めて感じました。
　
ただ羊の毛刈り自体は、羊の数から年に１回しかできませんので、こういった体験の企画をいろんな形で、うまく作れないかと考えています。
実はここ半年ぐらいですが、農業体験のイベントのニーズがとても多いことに気づきました。
畑会の設立当初は、まだまだ認知度も低く評価も無かったため、少人数しか集まりませんでしたが、最近はタイミングさえ間違えなければ、ほぼ満員のお客様が来るようになりました。
また、企業さんのイベントの受け入れも増えてきました。
告知もしていないのに関わらず、検索してお声をかけていただくことが多くなりました。
　
また、集まってくる人たちはといういと、小さなお子様を持つ都内の家族層。
教育熱があって、もっと子供に自然を触れてほしいという親の願いがあります。
　
畑会としてだけでも、子供さんの農業体験を３０回以上やっていて、あることに気付きました。
それは、農業体験も大事ですがお子さんは「自然の中での遊ぶこと」に強烈な充実感があります。
まず、都会に住む子供たちは、全力で走り回れる場所がありません。
学校のグラウンドがあるのでしょうが、人も多く、ある程度気を使いながら走っているのだと思います。
畑に来ると多くの子供たちは、とても嬉しそうに全力で駆け回っています。
また子供たちは、野菜や畑以外にも生き物に興味がいきます。
自分たちで虫や捕まえたり、植物を手に取って観察したりして、僕らが普段気づかないような生き物の特徴を教えてくれます。
また、子供たちで探検ごっこを始めて、いろんな世界観を繰り広げます。
おかげさまで、イベントの予定が時間どおりいかないこともあります（苦笑）
遊びを自分たちで見つけることができるので
「子供たちは遊びの天才」だなと強く思います。
　
話は戻りますが、あした農場という畑は町田市の小野路という場所にあります。
実は、ここは子供たちにとって絶好の遊び場なのです。
小野路は、東京とは思えないほどの里山として保全されている地区です。
畑の周りには、木々から囲まれており、新しい住宅がほとんど見えません。
一瞬にして田舎に帰ったような感覚になります。
私はこの閉鎖された空間を見て、子供時代に憧れた秘密基地を想起してワクワクしました。
そんなところに渡辺さんの畑があります。

渡辺さんの農法は、農薬も化学肥料も使わないため、植物、虫、動物までの生態系も残っており、子供たちにとっても安全で、子供たちの遊びに適した場所です。
渡辺さんの畑にいくと、どこからか子供たちが来て、遊んでいるのを見ます。
本当に魅力的な場所、空間です。
今後も畑会としても、この空間をより素敵な場所にできるよう一緒に考えていきたいと思います。　
ぜひ「あした農場」に遊びにきてみてくださいね＾＾
あした農場HP: http://ashitanoujou.ciao.jp/
　
さて、最後に渡辺さんからの提供してくださる農作物の話です。
渡辺さんからは、野菜ではなく、あした農場で育てた小麦を使った乾麺のうどんを提供していただきます。
有機肥料、農薬不使用で生産した小麦を昔ながらの製法で、手作業で作ったうどんです。
すぐにうどんにするのではなく、冷暗所で半年以上寝かして追熟させ、有機農家の小麦だけを引き受けている栃木県の黒澤製麺所さんに依頼した乾麺です。
私も興味津々で、自分でも買って年越し用で食べようと思います＾＾
※こちらのうどんは、オプションの商品になります。

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