町田の農家さん訪問 ~秘密基地のような空間~

2週間前ですが
町田市の渡辺恒雄さんの畑に訪問しました。
(某球団のオーナーとは別の人ですw)

f:id:hatakai802:20190208212949j:plain
以前、町田で開催された交流会で
お会いしたことを機に
うちでイベント企画をしてみないかと
声をかけられ伺うことに。
 
『あした農園』という所で
ここも東京とは思えない不思議な場所でした。
 
見渡す限りの里山の空間で
近代的な住宅や建物は一切なく
森林や竹林が畑を囲んでました。

f:id:hatakai802:20190208213859j:plain

f:id:hatakai802:20190208213924j:plain
そんな中に渡辺さんの畑はあります。
 
渡辺さんの畑は少量多品種で
無農薬で野菜を作られています。
それ以外に
家畜として羊を2頭を飼われてました。
ヤギを飼う農家さんは、よく見ますが
羊は飼ってる農家さん初めて。 
ヤギと違って毛並みがモコモコで
瞳もキラキラしてた^^

f:id:hatakai802:20190208214510j:plain

あと二ホンミツバチも育ててました。
ミツバチはセイヨウミツバチが多いので
とても貴重!

f:id:hatakai802:20190208215443j:plain

将来的にはニワトリも飼うとのことで
すごく賑やかな畑になりそう!
 
体験農園などもやっているので
沢山の農機具や資材や
屋根もついている場所もあり
みんなで農作業をやるには
非常にやりやすい場所でした。

f:id:hatakai802:20190208215537j:plain

あとすごくいいなと思ったのは
里山全体の雰囲気。
いろんな遊べる場所がある。
 
子どもたちは、遊びの天才で
自然の植物や虫、地形などを
見つけては、そこに遊びの要素を
取り入れては自分達の世界を創る。
 
渡辺さんの畑の周りを見て
童心に戻った時に
秘密基地みたいな空間だなと感じた。
車などを気にせずに
全力で走り回れることも
都内の子たちにとってはとても魅力的。
 
もしここで企画をやるならば
そういった子供の世界観を大事にし
遊びやゲームの要素を取り入れた
企画を作り込んだらなと思う。
 
トレジャーハンティングや
謎解きの系で最近、はやりの
脱出ゲームなんかの要素を入れ
子どもだけでなく
大人も楽しめるものができそう。
 
そしてしっかり美味しくものを食べて
食育にもつなげられる。
 
現状いろんな企画があるため
こちらでやらせていただくのは
もう少しかかると思いますが
必ずやらせていただこうと思う。
絶対、楽しくできるはず!
 
渡辺さん、ご対応ありがとうございました!

ごぼう茶を作ってみた!

農家さんから手に入れたゴボウでゴボウ茶。
作り方は簡単。
ささがきで細かくして、天日干し。
乾いたらフライパンで乾煎り(からいり)。
それをお湯に注げばゴボウ茶に。
香ばしい匂いが好きで、たまにつくる。
 
気持ちを落ち着かせよう(´ー`)

f:id:hatakai802:20190208212709j:plain

f:id:hatakai802:20190208212715j:plain

f:id:hatakai802:20190208212727j:plain

 

畑会の新年会 ~三鷹の農家さんとご一緒に~

昨日は、畑会の新年会(2名欠員)で、スペシャルゲストに三鷹の農家さんの冨澤さんと一緒に。

畑会、設立当初から私たちの企画に何度も遠方から参加していただき、いろんな支援をいたただいております。

僕らは都市農業を盛り上げる上で、現場の農家さんから活動を理解、支援していただくことが本当に嬉しい!少しでも恩返ししていきます!

f:id:hatakai802:20190118191925j:plain

 

都市農業に経営学を

今回も少しおまじめな、お話。
 
3月3日に都市農業ビジネスをテーマにした
セミナーを行います。
https://www.facebook.com/events/756585351378269/

f:id:hatakai802:20190114203511p:plain

せまい農地面積なのに1200万円を稼ぐ農家さんを
石川県から呼ぶんですが
私も2時間ぐらいビジネス的観点から話します。
(本当は2時間でも全然たりないぐらい話したいw)
 
今回は、かなりの自信作。
 
ここ数年、いろんな農家さんと話していきましたが
経営的な観点で動いている農家さんは
ほんのわずかだなと感じています。
 
農業そのものは、ビジネスではなく
社会インフラや文化として発達してきたものなので
稼げないのが悪いわけではありませんし
できなくて当然のことです。
ライフスタイルとして取り入れている方も同様です。
 
ですが
都市の農地を残す、都市農業を生業としていくとなると
やはり経営学(数字による分析)は必要だと強く感じます
 
よく農家さんから聞いた話をざっくり数値化しています。
価格、生産量、土地面積、人件費、キャッシュフローなど
それぞれの数字を見るだけでも
他の業界に比べ、生産性や効率化を図るが難しいのが分かります。
 
そういった状況でも都市農業の方法は
顧客ターゲット、価格設定、付加価値などの戦略がなく
その場しのぎで運の要素が非常に強いやり方をとっています。
長期的には破綻する経営手法になり
他の業界であれば、すぐに経営困難になります。
  
現状、都市農業は農業収入とは別で、
不動産収入、給付金、補助金があって成り立っているものが大半。
新規就農者は給付金期間が終わると辞める人がでてきます
 
かたや、農業で成功している人達の本を読んでいると
当たり前ですが経営的思考がしっかりあり
数字でのシュミレーションや調査、準備がなされていて
失敗の確率を最小限にし、失敗をどう活かすかの差異分析がされています。
脱サラした人が農業を成功しているのは
そういった会社での経験が生きているのだ感じます。
 
こんな事を話し出すと
現場を知らない奴の戯言に聞こえるかもしれません。
しかし、現場にいないからこそ客観的数値をもとに
お伝えできることもあります。
いわば、それぞれの役割を活かすことが大事かなと。
 
 
僕個人の経歴をさかのぼると
自衛隊時代から会計隊に所属し
民間企業でも複数の会社の経理担当を行い
10年間ぐらいの経理経験し、色んな企業の財務分析をしていました。
 
また、過去の民間会社でコンサル業務をするように言われ
国家資格の中小企業診断士の勉強を行っていました。
中小企業診断士は7科目あり
経済学、財務会計、経営論、運営管理、情報システム、法務、企業政策
と経営の幅広い知識を学びます。
一次試験は通りましたが、2次試験は残念ながら
管理職になった時期とも重なり、勉強時間を確保できず落ちてしまいました。
(言い訳ですがw)
 
ただ、そういった経験や知識もあり
やたらとビジネスの観点からものを言いたくなります。
 
そして、もちろん自分の法人も
いずれビジネスとして成り立つような事業として
虎視眈々と戦略をたてて、行っています。
 
最近、多くの方の現場の事例や経験を経て
理論と実践の整合性がとれてきました。
今回のセミナーは、今まで話すことのなかった
農業ビジネスの本質に迫ってみたいと思います!
https://www.facebook.com/events/756585351378269/
 
ほんとうに沢山の農家さんに来てもらいたい!
 
ただ、本当に伝えたい農家さんはSNSなど見てない人も多い。
なんで、地道に足で稼いで、アプローチしていきます!
 
年初から休みなどありません。
現場以外は、ずっと引きこもり!
ウエーイ!乁( ˙ω˙ 乁   ←壊れかけ
 

今年のやりたいこと

今さらですが、あけました。
年末年始は家にこもって
ずっと資料読んだり書いたりしました・・
 
去年はここ10年間で
最も変化や成長が見られた年でした。
本当に感謝の一年でした。
 
その勢いを保たせつつ
自分を奮い起こすためにも
自分のやりたいことを書いておきます。
あまり目標とかを持たないんですが
直近でこれだけはしたい!っていうのは大事にしています。
 
あくまで、自分の行動にフォーカスをしていて
結果にフォーカスをしていないです。
人それぞれの合う合わない、ありますが
こういった目標設定の方が自分にとっては
結果として、いい形に動いている感じです。
 
感覚的なものなので
一年といわず半年ぐらいでやりたい!
 
以下、やりたいことです^^
 
畑会の法人の活動としては
・イベント事業以外の事業を2つ以上確立する
 → 収益できそうな事業がいくつかできそうなので。
電子書籍を2冊以上だす!
 → コツコツ書いているものをまとめたい。
・料理の投稿を継続して行う
 → 去年のイベントで重要性を感じて
  
個人としては
・新ジャンルのダンスでブレイキング、クランプを踊る!
 → 去年からちょっとずつ基礎練してるw
・歌を披露するw
 → 12月発表会では僅差で賞を逃すもうまくなってきた!
・100m走の市民大会に出る
 → 自己ベストは100m11秒。武井壮さんレベルへ。
・ダンス企画、音楽企画をやる
 → 一緒にやるのが、やっぱりめっちゃ楽しい!!
  
趣味に走らず仕事しろ!っていうのもあるんですが
多分、趣味も全力でやったほうが、長期的にいいし
いろいろ仕事につながってきたので
すべて可能な限り全力でやろうと思います。
 
ただ去年は優先順位間違えて、やらかしたので
そこらへんはバランスよくやっていこうw
 
どうぞよろしくお願いします!

f:id:hatakai802:20190111220436j:plain

 

新年のご挨拶と今後の展望

あけましておめでとうございます!

f:id:hatakai802:20190111221345p:plain

畑会の山田です。
昨年3月に畑会は一般社団法人となり
多くの方がイベントに参加していただき
大きく成長させていただきました。
誠にありがとうございました。
 
さて、今年の畑会(ハタカイ)の展望を
少し長くなりますがお話しさせてください。
 
設立当初は、楽しく食や農業の楽しさを
伝えていきたい思いで始めましたが
農業に携わる現場の方々と交流を重ねることで
少しずつ意識が変わっているところがあります。
 
現場の生産者さんからは
沢山の課題や悩みを聞くことが増えてきました。
野菜が思うよう売れない、売れても儲からない
生産量にばらつきがあり野菜を
大量廃棄することがあるなど
 
かたや消費者は
新鮮で美味しい野菜、安心安全の菜が買う場所がない、あっても時間があわず買えない、調理できない。
子どもに土や緑に触れられる機会がない。
 
双方のニーズをみると相互補完できそうですが
今の都市農業では
それらをマッチングできる機能が欠けていて
双方がメリットを享受できていない現実を
現場レベルで知ることになりました。
 
先日行われたHome Food Partyも
その問題解決のひとつの形でもあります。
まだ実験的ですが、課題と可能性がより明確になりました。
 
都市の農業というと
循環型社会や新しいコミュニティの形という
前向きなイメージがありますが
今、大きな課題に直面しています。
 
2022年には、都市農地継続の更新時期となり、都市部にある農地が大幅に喪失する恐れがあります。
今からでも対応しなければいけない時期にきています。
 
また国政をみても
デフレ脱却の兆しは見えず、消費税増税でさらに悪化すると予想されます。
そこで一番影響があるのが生活必需品や食料品になり、農家の収益に直接影響を受けます。
(欧州では消費税20%とあるが、食料品にはかからない)
それに追い打ちをかけるようにTPP発動や種子法の廃止、外国人労働者受入など新自由主義の経済の流れがあり、さらにデフレを加速させます。
 
競争することはとても大事なことですが
国の政策を見る限りでは「戦略なき競争」の状態で、日本の生産者には大きな損害しかならないと感じます。
 
正直、こういった大きな時代の流れの中で
私達ができることは、小さいもののようにも見えますが
色々と調べてみると打開策もいくつかあるようです。
その点についは、どこかの機会で。
 
ただ
一番大事なのは私達、消費者、生産者が賢くなることが近道だと思います。
 
そのため、これからの畑会の活動として
今までとおりの農業体験ベースのイベントを行いつつも、学びの場であるワークショップやセミナーも同じぐらい盛り上げていく予定です。
 
あまり興味の湧かないものもあるかと思いますが、全て日々の生活につながるものですので
参考程度に拝見していただければ幸いです。
 
さて、去年の暮れから少しお伝えしいました
セミナーやワークショップをご案内します。
 
まずは
2月11日@国立で開催予定
『都市農地を残すための処方箋 ~制度、相続、活用~』
国土交通省の方と都市農地に詳しい税理士の方をお呼びし
生産緑地法の制度の話、相続に関わる税金の話
今後の都市農地を活用方法についてなど
都市農地のリアルについてお話しをしていただきます。
 
次に
3月3日@国立で開催予定
『都市農業で本気で稼ぐ』
登壇者に「30aで1200万円を稼ぐ」西田栄喜さんを、お呼びして都市農業の小さな規模でも稼ぐことが可能であることを証明していきたいと思います。
私も前半「数字からみる都市農業」と題して話します。
 
どちらも近いうちにイベントページを作成します。
どうぞお待ちください。 
  
長くなりましたが、以上となります。
今年もどうぞ畑会(ハタカイ)をよろしくお願い致します!!

 

一般社団法人 畑会 代表 山田正勝

来年の畑会はより社会的、専門的な活動を行います

2月11日にも、大きめのセミナーを行います。
 
「都市農地を残す処方箋」と銘うって
国交省の方、都市農地の税理士の方をお呼びして
今後、大きな変革を迎える
都市の農地のリアルを話してもらいます。

f:id:hatakai802:20190111215955p:plain

一般の方には、ピンとこない話かと思いますが
都市部に住んでいる人には
大きな影響を与えるものだと思っています。
 
2022年に都市の農地が大幅減少する可能性が高いです。
そのことで都市の自然環境や住環境が大きく変化します。
そして何よりも食べられる地域の野菜の量が大幅に減ってしまいます。
 
それらを食い止めるためにも
国交省や東京都、税理士などの専門家と連携しながら
啓蒙的な活動を行います。
農水省との連携はどうしたらいいか思案中・・)
 
来年は今年以上に勉強しまくりです。
あー吐きそうww